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2006年05月29日

突然の別れ・・・

4月28日夕方、最愛の息子でもあるユメが3歳7ヶ月で突然亡くなりました。ユメが吐いた後に突然様子がおかしくなって、夫と私のほうを見て何かを訴えるように泣き、その後、後ろ足が麻痺してくるくる回り「ユメがおかしい。こんなユメ見たことない!!病院に行こう!!」と急いでかかりつけの動物病院に電話しながらユメをキャリーに入れようとしたときに麻痺してる足で必死に押入れの上にある天袋にまで登りいすを使って降ろそうとした時に自分から降りてきて紫色になった舌を出しながら苦しそうに息をしてるユメを「ユメ、もう少し頑張るんだよ、病院に行くからね。ごめんね」とキャリーに入れいざ家を出ようとした時にキャリーの中で目を開けたまま口から泡を吐いて亡くなってしまいました。「ユメーーーーー!!!!!」と叫びながら、半狂乱になりつつももう1匹のミライに「行って来るね」と頭をなでタクシーを拾って病院に向かいました。亡くなったとはとても思えなかったというか信じたくなかったんです。「急いで!!」と言ってもGWの影響か夕方なのか渋滞もあり、「早く着いて!!」と思いつつもなかなか車は進みません。いつも行く病院までの道が恐ろしく遠く感じ、時間がとても長く感じました。「ユメが死んだら私も死ぬ〜〜〜!!」とずっと取り乱していました。ようやく病院に着いて、受付では先生が待っていてくださっていました。私は言葉を失いユメを入れたキャリーを診察台の上に乗せるのがやっとで崩れ落ちるように床に手をついてしまいまいました。冷静さを失って取り乱す私を一緒に来ていた夫が抱きしめ、先生がキャリーからユメを抱き上げ聴診器を当て「完全に動きが止まっていますね・・・」それから先生が丁寧に体を見ながらなくなった原因や状況をわかるかぎり説明してくださいました。「この子は元々心臓が悪かったのかもしれないね。人間で言う『心筋梗塞や心臓発作』みたいなものであれよあれよとここまで進んでしまったのだと思います。この泡はね、胃から出たのではなく肺から出てるんですよ。私たちの間では『血を吐く』と言うのですが。それにこの子の場合は、苦しみだしてからわずか数分でここまで動きが止まってしまってるからそんなに長い時間苦しまなかったというのが不幸中の幸いだと思います。」悪い夢は現実のものとなりました。一番信じたくなかった結果です。私は、自分を責め、ユメの心臓の異変に気付けなかった自分が悪いと。先生は、私たちを気遣いこう話しました。「猫の心臓の異変は音だけでは大変気付きにくく、異常があっても心雑音がしないんですよ。それに今まで元気だった子が突然心臓発作を起こすことがあるんですよ。この子もいつもと変わらなかったでしょう。早かったら2、3歳で亡くなってしまう子もいます。この子の場合はこんなに早くすべての動きが止まってしまっていますので、この子の運命だったんだと思います。ご自分を責めることはありませんよ。あまり自分を責めないで下さいね。」私と夫はかかりつけの獣医でもあるこの先生を信頼していたので、何も先生を疑うことなくこの言葉を受け止めました。生まれてすぐからお世話になった先生でしたから。一通り、ユメの体を見て丁寧に説明された後、ユメは診察室の奥の部屋で看護師さんたちによってきれいに体を拭いてもらい、その顔は診察室の私の顔を見ているようでした。ユメをきれいにしてもらっている間に火葬や遺骨の話を先生から説明を受け、市内の霊園のパンフレットを渡され、バスタオルに包まれたユメを抱いて診察室を後にしました。「ユメ、ミライが待ってるからおうちに帰ろうね」と声をかけながら先生や看護師さんに頭を下げて病院からタクシーに乗る際、「宜しくお願いします。」と運転手さんに頭を下げてくださった動物病院の先生に見送られて家路に着きました。ユメの異変から10分たたずに逝ってしまった、病院についてもまだ1時間もたっていない。とても、その突然の死を受け入れられませんでした。もう、ウロウロしたりうるさく泣いたり、頭をすりすりしてくるユメはもういないんだと思うと悲しくて寂しくて思い出せば涙が溢れます。胸が苦しくなります。数時間前までウロウロして甘えていたユメは、ペットシーツとバスタオルに包まれ私に抱かれている。自分達にまだ無縁だと思った霊園のパンフレットが今ここにある。ユメは死んじゃったんだ・・・いや眠ってるだけ、目を覚ましてくれる。あまりにもいろんなことがありすぎて、時間が過ぎているようでまだそんなに過ぎていませんでした。突きつけられた現実を受け入れられないまま家に帰るとミライがユメを探して寂しそうに泣いていました。いつも一緒にいて、どちらかが病院に行ってもキャリーをあけると飛び出してくるはずのユメが出てこない。パパもキャリーをあけようとしないし、ママはバスタオルに包まれた「何か」を抱えている。ミライはこのただならぬ異変に気付いたんだと思います。心が痛みました。夫は「ミライごめんな。ユメを助けられなかった。」とミライに声をかけ、私は「ユメ、おうちに帰ってきたよ。ミライも待ってたよ」と声をかけ・・・。数時間前までユメがウロウロしててニャーニャー言っていた家の中は静まり返り、それがたまらなく辛くってユメを抱いたまま泣きました。泣いた姿を見たことがない夫が泣いていました。かわるがわるユメを抱っこしてから箱にユメが使ってた毛布を敷きユメをそっと寝かせて、とりあえず買い物に行かなきゃ、そして霊園に電話をしなきゃと現実に引き戻され・・・。ゴールデンウィークが迫っていたり、夫の仕事の都合で翌日に火葬をしなくてはと思ったからです。ユメがきれいなままで火葬にしてあげたほうがいい、いうことで。家から一番近い動物霊園に翌日の午後、火葬、葬儀の予約を入れて、氷で遺体を冷やしてくださいとのことだったので大きな氷をいくつも買いタオルに包んで氷を入れるのにとても勇気が要りました。ユメが冷たくなる、かわいそうって。泣きながらユメの身体を氷で冷やし「冷たいけど頑張るんだよ」と頭をなで、いつものように話し掛けることをやめられませんでした。その夜、お花もお線香も大好きなものもあげる余裕もなくただ一緒にいることしかできず一睡もしないまま朝を迎え、ミライにご飯とお水をあげて、ユメとミライにおはようと声をかけ、少し遠いところに霊園があるので準備をして、「ユメ、今からお出かけするよ。昨日からバタバタやねぇ。ミライはお留守番だけどパパとママと一緒に行こうね。」と冷たくなった前足を握ってユメに話し掛けてから予約をしていた霊園に向かいました。霊園に着いて、目の前には火葬炉があり涙がこぼれてきました。もうユメには触れない・・・。バスタオルをはずして台の上にユメの身体を乗せて、霊園の方がお花を用意してくださったのでお花を飾り、お鼻から血がポタポタ垂れるのがかわいそうだからと夫がタオルで鼻から落ちてくる血を拭きユメが好きだったゴハンとかおやつとか持ってくる余裕すらなく持ち合わせていなかったので霊園の方が煮干やジャーキーをそばに置いてくれてその心遣いに涙が溢れ、お線香を上げ手をあわせて「今度はパパとママの子供に生まれ変わって来るんだよ。待っているからね。ユメ大好きだよ。」と言って、台の向きが変えられ、最後にユメの前足を握りながら「ユメ、ユメはママの最高の息子だよ。愛してる」と話し掛けたところで霊園の方が「ユメちゃん、そろそろ行こうか。少し休んで今度はお父さんとお母さんの子どもになって生まれ変わっておいでね」と優しく声をかけてくださってユメは火葬炉の中に入っていきました。手を合わせ、夫と2人抱き合って泣きました。待合室に案内され、書類を書いて渡し、その後は待合室に置いてある冊子に目を通していました。夫が涙を流しながら、「これを読んでみろ。涙が出てきた」と差し出されたページが「虹の橋」という詩でした。そこで初めて虹の橋という詩を知り、動物が亡くなったら虹の橋というところに行き、私たちが来るのを待っているという、再会出来る事を知り「ユメもここに行くのかなぁ」と夫と話していました。納骨堂を見学したり、骨壷のサイズを決めたりとしているうちにユメがお骨になって帰ってきました。お骨の説明を受け、お骨あげをして、曲がったしっぽの骨や小さな歯や牙を見てユメがお骨になってここにいることを痛感しました。ひとつひとつ骨壷に入れていき、夫は灰も小さなお骨も残らず入れてくれ、私は涙がこぼれてきてしまいまいました。お骨あげが終わったら本堂に案内され、ユメのお骨を持った霊園の方が来て、テープのお経が流れる中、手を合わせて一緒にお経を小さく唱え、お焼香をし手を合わせて涙を流してユメの首輪を握り締めていました。こうしてお別れの儀式は一段落して、霊園を後にしました。お骨は返骨していただいて一緒に家に帰りました。それでも、まだ、ユメに話し掛けます。「ユメ、おうちに帰るよ。タクシーに乗ってね、電車にも乗るよ。」と。そうして、家に帰ってきました。ミライは骨壷を不思議そうに見て、ユメを探して泣いていました。ユメが寂しくないように居間の一番家族が見える場所にお骨をおいてあげました。カラーボックスの上の段にユメのお部屋ができました。うちの猫たちはカラーボックスやたんすの中に入るのが好きだったからこの方がいいのかなぁというのと、私の家のスペースの都合もあったのですが。一番上にはタオルを敷いてミライがユメのそばにいられるようにしました。いつも一緒にいたので寂しい思いをさせたくなかったからです。亡くなってから、毎日ユメとミライにおはようと声をかけ、ごはんとお水をあげて、おやつも2匹に分けて語りかけるのはユメが生きてるときと変わらず、ここにいるかのように振舞ってきました。思い出すたびに泣き、罪悪感や不安感、そしてミライもユメと同じようになってしまうんじゃないかという恐怖感が襲ってきました。一人でいると不安で夫がいないと不安で何もできませんでした。食事も出来なくて眠ることも出来なくて、買い物に出ても猫たちのおやつやおもちゃばかり買って毎日のようにユメに供えていました。もちろんいつものように2匹分買ってきて。お花も買ってユメのお部屋に飾ってあげました。自分よりも猫たちだったんです。

ニックネーム ユメ&ミライのママ at 22:35| Comment(4) | TrackBack(0) | ペットロス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
愛猫が亡くなったんですね。
私も心を病んでおり、猫を飼っていますが、この子がいなくなったら・・・と思うと悲しくなります。引越しやらなんやらストレスをかけてしまったけれど、人の気持ちのわかる優しい子です。
まだ若いのでやんちゃですけどね。
今はこの子が私の心の支えです。
ユメちゃんもきっと天国で見守ってくれてますよ。そして、今までありがとうって言ってると思います。
Posted by mina at 2006年05月30日 22:41
mina様、コメントをありがとうございます。
私も心を病んでもう長いですが、ユメが亡くなる前からmina様と同じことを思っていました。でも、うちの子たちも人の気持ちがよくわかる優しい子です。特にユメは私の心の動きに敏感でよく心配そうに見つめていました。私もこの子たちが支えで今までやってきましたし、これからもそうだと思います。
Posted by ユメとミライのママ at 2006年05月30日 23:46
はじめまして〜ランダムで来ました〜
私も3匹の猫を飼っています〜
「ユメ」ちゃんの誕生日とほぼ同時期の猫を筆頭にちょうど3歳と一ヶ月、1歳と10ヶ月の猫がいます〜
ユメちゃんと同じ時期に捕獲した子は肝臓が悪くて、生死の淵を彷徨いました〜何とか元気になっていますが、常時薬が欠かせません〜
 この日記を読みながら、涙が止まらなかったです〜

誕生日もほぼ同じだったので、なんだかひとごとに思えず、思わず書き込みしてしまいまいました〜
私もいつかはこの日を迎えるのかと思うと、今から切ない思いでいっぱいです〜
我が家の猫もたくさんかわいがってやろうと思いました。
Posted by さくら at 2006年05月31日 23:22
さくら様、はじめまして。コメントをありがとうございます。3匹のニャンコがいるのですね。うちも最初は3匹だったのですよ。ユメ&ミライの兄弟がいたのですが赤ちゃん時代に亡くなってしまったので。今は虹の橋で仲良くしていると思います。ユメの事で涙を流してくださって本当にありがとうございます。いつかはミライともお別れする日が来ると思いますがユメにしてあげられなかった分までミライにはしてあげたいと思います。さくらさんのニャンコたちをたくさんたくさんかわいがってあげてくださいね。
Posted by ユメ&ミライのママ at 2006年06月01日 00:03
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